囲碁用語(その1):陽気
2005年 03月 13日
囲碁を打つようになって、独特だなぁと思った用語の一つに「陽気」がある。
これは、天気の話ではなくて、「そんなところを打っている陽気じゃないよ。」と、ほとんどの場合、否定で使われ、戦況が思わしくないという意味で使われる。
戦いの最中に、激しく争っているところとは別のところに打つと、戦いに負けて、弱い石ができてしまったり、大石が死んでしまったりするのだが、とにかく、先がヨム力もないし、広い盤面の中には、たくさんよさそうなところがあるように思われるので、そこに打つと、上手から飛んでくるのが、この言葉だ。
(あ、それは「ソッポだね」とも言われる)
とはいえ、一手手を抜いても大丈夫なのであれば、大場に行ったほうが良いような時もあるので、その見極めが、なかなかに難しい。結局、どこに打つのが価値が大きいのかを互いに自己主張しあうのが対局ということになるのかと思うが、その力の差が「陽気じゃない」という言葉を言わせるのだと思われる。
これは、天気の話ではなくて、「そんなところを打っている陽気じゃないよ。」と、ほとんどの場合、否定で使われ、戦況が思わしくないという意味で使われる。
戦いの最中に、激しく争っているところとは別のところに打つと、戦いに負けて、弱い石ができてしまったり、大石が死んでしまったりするのだが、とにかく、先がヨム力もないし、広い盤面の中には、たくさんよさそうなところがあるように思われるので、そこに打つと、上手から飛んでくるのが、この言葉だ。
(あ、それは「ソッポだね」とも言われる)
とはいえ、一手手を抜いても大丈夫なのであれば、大場に行ったほうが良いような時もあるので、その見極めが、なかなかに難しい。結局、どこに打つのが価値が大きいのかを互いに自己主張しあうのが対局ということになるのかと思うが、その力の差が「陽気じゃない」という言葉を言わせるのだと思われる。
by kenyag
| 2005-03-13 23:50
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