天然モノ VS 養殖モノ
2005年 04月 08日
天然がいいのか?それとも、養殖がよいのか?
これは、うなぎの話ではなく、二胡についているニシキヘビの革の話。
二胡はバイオリンと同じく、松脂のついた弓で弦をこすることで音が出るが、その音を増幅するのがヘビの革の役目で、この楽器で一番大事な部分だ。一般に、皮が厚くて、うろこの大きな天然モノがよいとされている。音色がよく、高い音でもよく響くのだという。また、色もおなかの部分の黄色い模様が入っているものが良い。私には、弾いてみても、天然か養殖か区別がまったくつかないが、先生は見ただけでわかってしまうようだ。
ところが、天然のニシキヘビが希少で、雲南省など山奥に行かないとなかなか取れないのだそうだ。(なので、ワシントン条約の保護の対象になっており、中国で二胡を買って、成田空港で見つかると輸入禁止ということで革だけ剥ぎ取られてしまうのだ。)なので、最近では、天然モノ革を使った二胡は少なく、ほとんどが、養殖されたヘビの革を使っているそうだ。
二胡は中国で買うと、日本円で、数万円で買えるけれど、日本で買うと、よいもの(プロ用)は、100万円近くするものもある。ヘビの革がきっと天然モノなのであろう。また、他にも水牛の角とかが使われている箇所もあり、凝ったものなのだ。
とはいうものの、もともと巷の人々用の楽器なので、そこまでしなくても十分よいものはある。日本でも10万円もあれば、十分よいものが購入可能だ。
ちなみに、今私が持っているのは、廉価モデルで、今なら2万円程度で買えるそうだ。(10年前はなかなか入手が難しく、密輸(?)経由でようやく買うことができた)
碁石とかも養殖モノ(蛤)とかあるんでしょうか?
これは、うなぎの話ではなく、二胡についているニシキヘビの革の話。
二胡はバイオリンと同じく、松脂のついた弓で弦をこすることで音が出るが、その音を増幅するのがヘビの革の役目で、この楽器で一番大事な部分だ。一般に、皮が厚くて、うろこの大きな天然モノがよいとされている。音色がよく、高い音でもよく響くのだという。また、色もおなかの部分の黄色い模様が入っているものが良い。私には、弾いてみても、天然か養殖か区別がまったくつかないが、先生は見ただけでわかってしまうようだ。
ところが、天然のニシキヘビが希少で、雲南省など山奥に行かないとなかなか取れないのだそうだ。(なので、ワシントン条約の保護の対象になっており、中国で二胡を買って、成田空港で見つかると輸入禁止ということで革だけ剥ぎ取られてしまうのだ。)なので、最近では、天然モノ革を使った二胡は少なく、ほとんどが、養殖されたヘビの革を使っているそうだ。
二胡は中国で買うと、日本円で、数万円で買えるけれど、日本で買うと、よいもの(プロ用)は、100万円近くするものもある。ヘビの革がきっと天然モノなのであろう。また、他にも水牛の角とかが使われている箇所もあり、凝ったものなのだ。
とはいうものの、もともと巷の人々用の楽器なので、そこまでしなくても十分よいものはある。日本でも10万円もあれば、十分よいものが購入可能だ。
ちなみに、今私が持っているのは、廉価モデルで、今なら2万円程度で買えるそうだ。(10年前はなかなか入手が難しく、密輸(?)経由でようやく買うことができた)
碁石とかも養殖モノ(蛤)とかあるんでしょうか?
by kenyag
| 2005-04-08 22:26
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