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私が今「夢中」になっていることを書きます。


by kenyag
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古碁もまた楽し

最近は、古典名局選集という本に凝っています。江戸時代の本因坊の対局を中心に並べているのですが、面白いのは、本因坊丈和(「豪腕丈和」)でしょうか。何しろ凄い力碁で、盤面の四分の一を取られているのに、同じくらい取り返して、コウがあったわけでもないのに、アゲハマが両者で40~50目みたいな碁がありました。盤からがばっと石を取り上げて、また埋めなおすみたいな感じで、「へぇ、こんな碁もあるのか」と素人目にもびっくりするような碁がいくつかありました。勝ち碁を勝ちきる力と、負け碁をひっくり返す精神力はものすごいです。

 この間は、自分の対局で互いに取って取られてという展開になってしまい、丈和の碁を並べたりしてるからかな?と勝手に思ってしまったりしました。(自分のほうに不備があり、手になるところを、放っておいて、相手にとがめられただけでもあるのですが。)

 あと、将棋の米長邦雄さんがファンで自分のお子さんの名前にもされたらしい、知得ですが、まだその凄さがわかりません。渋い棋風らしいので、もう少し勉強したら、徐々にわかってくるのかな、と思います。
# by kenyag | 2005-09-01 07:51 | 囲碁関連

ゲンかつぎの話

MLBでも、ゲンを担ぐのがつきもの、と言う話をテレビで見た。たとえば、マウンドに上がるときに、ラインを絶対に踏まない投手とか、ホームインしたときに必ずコーチの頭をなでる選手がいるのだそうだ。(ヤンキースのD.ジーターとかもそうみたい)
 私もいつのまにか、対局にいく前にしているゲン担ぎがいくつかある。

①自筆の扇子を自分の前に置くこと。
 茶道のときと同じ作法で、右側にカナメが来るようにおいて打っている。(茶道では、「扇子は自分の命の代わり」として、稽古の始まりと終わりのときに先生に正座で挨拶するときに自分の手前に置いてました。)
 もともとは、手拍子で手を打たないように、扇子を持ちながら打とうという趣旨だったのだが、今ではあまり手に持たないようになっている。
 本当は進級できたら、その度に別の言葉を書こうと白い扇子を用意してはあるのだが、勝率的には今の扇子にしてから、まずまずなので、古いもののまま使い続けている。これもゲン担ぎの一つ。
(もう一子強くなるか、気分を変えたくなったら、また書こうかな)

②対局前の食事はいつも同じ。
 サロンに行くときはたいてい夕方なので、軽く食べてから行くのだが、いつも決まったおそば屋さんに行き、毎回決まったメニューを、可能な限り決まった席で食べるようにしている。(自分の座ろうと思っていた席に誰か先に座っていると、目でプレッシャーをかけたりして。)

③同じ音楽を聞いてから対局に行きます。
 食事を済ませてから、音楽を聞きながらサロンに歩いていくときのだが、このときの曲もいつも同じ。(なんとなく戦闘ムードをもりあげるような曲を聞いています)ちょうど、一局終わると、サロンの前に到着します。

ゲンを担ぐというのも、いかにも非科学的ではありますが、それで「勝ちたいから」というよりは、いつもの決まったことをしているのだから、普段どおりに打てると安心したいから、という感じですね。
# by kenyag | 2005-08-28 18:33 | 囲碁関連
神田神保町に、囲碁将棋などを専門にした古本屋さんのアカシア書店と言うところがある。ここには、古い棋書や、今では絶版となっている本があったりして、前から行ってみたかったのだった。

 行ってみると確かに、興味深い本が沢山あって、思わずガバッと買ってしまった。面白かったのは、
①囲碁の心理的上達法 (林 道義著)
 対局中の心理状態を心理学者でもある著者(アマ高段者)の棋譜をもとに解説して、どのような心構えで行くのがよいのか、という本。著者の経験を基にした「囲碁心理十訣」というのが、なかなかポイントをついている。
 他にも似たようなシリーズの本があって、買いたかったのだが、まずはこの一冊から。
②はめ手系の本
 別に実戦で使おうと言うわけではないのだが、勉強のために何冊か購入。古い本だけに、「石塔シボリ」のことを「墓の台に乗せる」と書いてあった。確かに、これはちょっと物騒な名前だ。

ほかに、「武将と囲碁」(絶版)という本も発見。私の好きな武将である、武田信玄と高坂弾正の棋譜というファンにはたまらないものもあったが、さすがにこの本に4000円をかける気にもなれず、今日は買わずに帰りました。
# by kenyag | 2005-08-13 18:34 | 囲碁関連
 昨日、今日と軽井沢での囲碁合宿に行ってきました。昨年も参加しましたが、今年は天候がよく、晴れたなか屋外での囲碁を楽しみました。お昼は、おいしいサンドイッチ、夜はさらに豪華なバーベキューと食事とお酒を満喫しました。碁のほうは、酔った状態で4局打ちました。酔うと、着手が大雑把になる感じがします。「大体まぁこの辺で良いかな」といった感じで。
 さらに、宿についてから、4局打ちました。(夜中の3時くらいまで打ってしまいました)
 翌日右手の手首と人差し指、中指の関節が痛かったので、ビールを飲みすぎたのが関節炎になったのかな?と思いましたが、左手を含め、他の部分が大丈夫だと言うことで、考えてみたところ、1日で8局も打ったのは初めてで、ガラスの石をピシッと何度も打っていたので、それで手が痛くなったのかなと思いました。(8局のほとんどが作り碁まで打ったので)
 これだけ囲碁のほうも満喫でき、大満足の囲碁合宿でした。今年も会場を提供していただいた、堀さん、ありがとうございました。
# by kenyag | 2005-08-07 22:16 | 囲碁関連

なかなかいい本ですね。

「初段合格の死活150題」、一通り取り組んでみましたが、なかなか良い本ですね。直感的に、どこがポイントをひらめく「感覚」とその裏づけとなる読みの訓練になります。特に、第一感でここかな、と思ったポイントにも落とし穴や盲点があって、良い問題集だと思いました。
 また、詰め碁のお題の下に書いてある、一言一言にもいい味があり、囲碁に対する興味を深めるようなコメント満載です。
 後半になるにつれて、決着までの手数も長くなり、難しい問題になりますが、できるところから、もう一度自力で解けるように、復習しています。
# by kenyag | 2005-08-07 22:08 | 囲碁関連